Yoomでは複数取得した値を、オペレーション間の操作にある「同じ処理を繰り返す」という操作で、一度個別に分解し、その後分解したユニークの値を用いてその値に紐付く値やレコード情報を取得する操作が可能です。

今回、「同じ処理を繰り返す」操作を行った際に対象としたいオペレーションやアウトプットが表示されない場合の対応方法についてお伝えします。

「同じ処理を繰り返す」の設定方法

「同じ処理を繰り返す」を使用した具体的な事例動画

「同じ処理を繰り返す」は、対象のアウトプットがリスト形式の複数の値の場合候補に表示されるようになります。

そのため、「同じ処理を繰り返す」手前のオペレーションでリスト形式の値が取得できていない場合はオペレーションやアウトプットが表示されないため、リスト形式のアウトプットが取得できるオペレーションを事前に設定してください。

なお、リスト形式とは例外を除き,(カンマ)区切りの値であればリスト形式です。

※リスト形式が取得できるオペレーション一覧例

※リスト形式が取得できないオペレーション一覧例

例：kintoneのデータベース操作で、複数のレコードを取得した場合

このように「同じ処理を繰り返す」操作に項目が表示されます。

例：kintoneのデータベース操作で、単一レコードを取得した場合

このように「同じ処理を繰り返す」操作に項目は表示されません。

「同じ処理を繰り返す」に使用したいオペレーションで、一度リスト形式でないアウトプットを取得するアクションで設定した後に、リスト形式のアウトプットを取得するアクションに変更した場合、アウトプット形式が更新されず「同じ処理を繰り返す」上に項目が表示されない場合があります。

その場合はお手数ですが、新しいオペレーションを作成いただき再度「同じ処理を繰り返す」上に項目が表示されるかお試しいただき、表示されたら古いオペレーションは削除してください。

一度リスト形式でないアウトプット取得操作を行った場合の挙動▼

その場合の対応方法▼