本ページでは「電子処方箋導入に向けた事前準備について」の具体的な作業内容についてご案内しております。
1. HPKI認証局(MEDIS)に申請を行う
電子処方箋の仕組みを利用するためには、電子署名が必須となります。
電子署名を行うための準備として、まずはHPKIのセカンド電子証明書の発行申請が必要です。
セカンド電子証明書は、処方箋を発行する歯科医師ごとに申請・取得する必要がございます。医院様に複数名歯科医師が在籍されている場合、それぞれ発行が必要となります。
【申請後の流れ：サマリー】
発行申請を行う
2~3ヶ月程でQRコードが発行・送付される（申請書や添付書類に不備がない場合））
3~4ヶ月程でHPKIカードが発行される
※発行申請を行うとHPKIカードも発行されますが、HPKIカードなしで上記QRコードのみで電子署名が可能となります。
費用：郵送及びマイナポータルによる申請 ￥26,950円（税抜24,500円)
申請方法：【郵送申請】と【マイナンバーによる申請】の2通りございます。
①郵送申請
申請書をこちらからダウンロードお願いします。
参考：記載要領
申請に必要な準備物
・申請書
・住民票
・本人確認資料のコピー
・印鑑登録証明書
・国家資格免許証のコピー
・写真
・管理者等資格（5種）を申請する場合は、次のいずれかの書類
（５種：病院長・診療所院長・管理薬剤師・薬局開設者・その他の保健医療福祉機関の管理責任者）
②マイナンバーによる申請
P.5〜P.17を参照いただき、申請をお願いいたします。
⚠️申請先はMEDISでご登録お願いいたします（P.10）
マイナンバーによる申請に必要な準備物
・マイナンバーカード
・顔写真
・身分証の画像
・資格免許証の画像
2.クライアント証明書の申請
弊社（メドレー）の電子処方箋サービスご利用にあたりMEDIS（医療情報システム開発センター）が発行するクライアント証明書が必要となります。
MEDISのクライアント証明書の申請フォーム
以下のボタン「Google申請フォーム（クライアント証明書）」からGoogleフォームに飛んでいただき、必要項目をご入力の上、申請をお願い致します。
記入例
下記申請フォームでの記入例となります。
入力項目 ※太字は入力必須項目になります。 | 内容 |
今回の申請について該当する項目を選択してください。 | 初めて申請する |
施設名称 | 医院名をご入力ください (入力例. メドレー歯科医院) |
施設名称ふりがな | 医院名のふりがなをご入力ください (入力例. めどれーしかいいん) |
保険機関コード | 医療機関コードをご入力ください (入力例. 1131234567) 都道府県コードは01〜47までございますので検索を行ってください。 |
郵便番号 | 医院所在地の郵便番号をご入力ください (入力例. 1066113 ) |
住所 | 医院所在地をご入力ください (入力例. 東京都港区六本木６丁目１０番地１号 六本木ヒルズ森タワー １３階) |
施設代表者 氏名 | 医院の代表者名をご入力ください (入力例. 六本木 太郎） |
施設代表者 氏名ふりがな | 医院の代表者名ふりがなをご入力ください (入力例. ろっぽんぎ たろう) |
施設 代表電話番号 | 医院の代表電話番号をご入力ください (入力例. 03-0000-0000) |
施設 FAX番号 | 医院のFAX番号をご入力ください (入力例. 03-0000-0000) |
一日あたりの処方箋（処方指示・調剤）数 | 申請時点のおおよその数を入力してください。 (入力例. 20) |
医師数 | 申請時点の非常勤を含む人数を入力してください。 (入力例. 0) |
歯科医師数 | 申請時点の非常勤を含む人数を入力してください。 (入力例. 4) |
薬剤師数 | 申請時点の非常勤を含む人数を入力してください。 (入力例. 0) |
担当者 氏名 | 担当者名をご入力ください (入力例. 六本木 太郎) |
担当者 氏名ふりがな | 担当者名ふりがなをご入力ください (入力例. ろっぽんぎ たろう) |
担当者 電話番号 | 担当者電話番号をご入力ください (入力例. 03-0000-0000) |
担当者 メールアドレス | 担当者メールアドレスをご入力ください (入力例. kdofkeofkeok@fkeofegnjir.com) |
システムベンダー名称 | 株式会社メドレー |
システムアプリケーション名 | Dentis |
ネットワーク | 「インターネット経由」にチェック |
認証サービス | 「デバイス認証」にチェック |
HPKI認証用に構築するサーバ環境について | 「本サービス指定のサーバ名、ポート番号の利用が出来る」を選択 |
MEDISのクライアント証明（ダウンロード）
クライアント証明書の申請後、1~2週間ほどでFINDEX社より、メールが届きます。
メール内容に従って、必ずクライアント証明書を期限内（1週間程度）にダウンロードして大切に保管ください。
※メールと別途『HPKIカードセカンド電子証明書管理サービス クライント証明書パスワード通知書』が郵送にて届きますが、こちらも大切に保管をお願いします。
3. (FIDO2対応の生体認証機能のある)スマートフォンを電子証明書と紐付けする
お持ちのスマートフォンと電子証明書を紐付ける作業を行います。
FIDO2対応のスマートフォン一覧
FIDO2対応のスマートフォンは下記の通りとなっております。
スマートフォン | OS | ブラウザ | 認証方法 |
iPhone | iOS 14以降 |
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Android | Android 7以降 |
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モバイルデバイスの登録
HPKIカードがお手元になく、HPKI セカンド電子証明書のみが発行されている場合でも、モバイルデバイス登録の案内に従ってモバイルデバイスを登録することで、HPKI セカンド電子証明書の利用が可能となります。
詳細な資料はこちらをご確認ください。
登録に必要なもの
(FIDO2対応の)モバイルデバイス
MEDIS(医療情報システム開発センター)から発行された QR コード記載の通知カード
注意点
QR コード(または登録 URL のリンク)には有効期限があります。期限内にアクセスしないと無効になります。その場合は、発行した認証局（MEDIS）にお問い合わせください。
登録手順
QRコードの読み取り
iPhoneの場合
1.「カメラ」のアプリを起動します。
2. 対象の QR コードを読み取り、「“2nds.medis.or.jp”」というポップアップが表示されたら、右下にあるメニュー選択ボタンをタップします。
※以下画像は例のため違うURLが表示されています。
Androidの場合
1.「Chrome」アプリを開きます。
2. 検索キーワードを入力する項目の右にあるカメラボタンをタップします。
3. QR の情報を読み取り、ポップアップ表示された「2nds.medis.or.jp～」のボタンをタップします。
※以下画像は例のため違うURLが表示されています。
パスワード入力
QR コードを読み取ったモバイルデバイスに、パスワード入力画面が表示されます。
通知カードに従って入力欄にパスワード情報を入力し、「OK」ボタンをタップしてください。
※パスワードを一定回数間違った場合、モバイルデバイスの登録ができなくなります。その場合は、発行したMEDIS(医療情報システム開発センター)にお問い合わせください。
ログイン
正しいパスワードが入力された場合、ログイン画面が表示されます。
【Username】欄に本人 ID（通知カードに記載されている情報）が入力されていることを確認して、「ログイン」ボタンをタップします。
登録作業
本人 ID が正しく認証されたら、認証情報登録開始画面が表示されるので、「登録」ボタンをタップします。
※ここでボタンに「登録」ではなく「セキュリティキーによるサインイン」と表示されている場合は、その QR コードにすでにモバイルデバイスが登録されていますので、操作を終了してください。
生体認証作業
モバイルデバイスによる生体認証の画面が表示されるため、生体認証を実施します。
画面や生体認証の方法は、モバイルデバイスにより異なります。
※事前にモバイルデバイスに生体認証登録を実施していない場合は、ここで Security Key Error となります。デバイスの設定で生体認証の登録を実施したうえで、QRコード読み取りからやり直してください。
ラベル登録
生体認証登録が完了したら、「ラベル登録画面」が表示されます。
作成した鍵情報をモバイルデバイス側で識別するためのラベル情報を設定する画面です。
値はシステムで自動設定されるため、何も入力せず、「OK」をタップします。
ラベル登録が完了するとモバイルデバイス側の処理が完了し、完了画面が表示されます。
「完了しました」と表示されたらブラウザを閉じてください。
4.電子処方箋利用申請
HPKI電子証明書の発行申請完了の登録後、必ず医療機関ポータルサイトで、電子処方箋の利用申請を行なってください。
詳細な資料はこちらの17ページをご確認ください。
上記サイトの「電子署名を行うため の準備（HPKIカード発行申請 等)完了の画面」をクリックし申請を行なってください。
※ポータルサイト上での本登録は、各施設1回のみとなります。
※一度申請済みの場合、再度申請すると「利用停止」の申請となりますので、ご注意ください。
アクセスは以下のQRコードからも可能です。
5. Dentisとの連携作業
電子処方箋を利用するにはDentisと連携が必ず必要です。
なお、連携にあたっての費用に関しては24年11月現在調整中でございます。追って詳細はご案内予定です。
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