CAD/CAMインレーの入力方法に関して解説します。
治療計画の選択
修形・KP・imp・BT（CAD）→インレーセット（CAD）の治療計画をご使用ください。
①セット処置：修形・KP・imp・BT（CAD）
形成料と印象・咬合採得料に分けて解説します。
・形成料（パターン①or②）
| 算定 | 点数 | 備考 |
① | 修形 ＋CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算 | 120点＋150点 | [＋加算]で加算 |
② | KP(複雑)＋CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算 | 86点＋150点 | [＋加算]で加算
初期う蝕早期充填処置を実施している場合はKP（複雑）で算定 |
パターン①修形 120点＋CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算 150点
※CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算は+加算ボタンより追加
パターン②KP（複雑）86点＋CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算 150点
※CAD/CAMインレーのための窩洞形成加算は+加算ボタンより追加
・印象、咬合採得料（パターン①or②or③）
| 算定 | 点数 | 備考 |
① | 光imp | 100点 | 光学印象歯科技工士連携加算を算定する場合は[＋加算]で加算
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② | 連imp（歯冠修復）＋BT（歯冠修復） | 64点＋18点 | 2種類以上の印象材、または流動性の異なる同種の印象材を用いて採得する場合は連impを算定 |
③ | 単imp（歯冠修復）＋BT（歯冠修復） | 32点＋18点 | 1種類の印象材を使用した場合は単impを算定
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パターン①光imp 100点
※光学印象歯科技工士連携加算は光impの+加算ボタンより追加
※光学印象・光学印象歯科技工士連携加算の算定にはそれぞれ施設基準が必要
※光学印象は印象採得、咬合印象および咬合採得は別に算定不可
パターン②連imp（歯冠修復） 64点＋BT（歯冠修復）18点
パターン③単imp（歯冠修復） 32点＋BT（歯冠修復）18点
②セット処置名：インレーセット（CAD）
CAD/CAMインレーと装着に分けて解説します。
CAD/CAMインレー
技術料750点＋材料料で算定します。
CAD/CAMインレー(1)〜(3)の違い
| CAD/CAMインレー(1) | CAD/CAMインレー(2) | CAD/CAMインレー(3) |
適応範囲 | 小臼歯 | 小臼歯 | 大臼歯 |
技術料 | 750点 | 750点 | 750点 |
材料料 | 181点 CAD/CAM冠用材料(Ⅰ) | 163点 CAD/CAM冠用材料(Ⅱ) | 316点 CAD/CAM冠用材料(Ⅲ) |
合計点数 | 931点 | 913点 | 1066点 |
※CAD/CAM冠用材料(Ⅲ)を大臼歯に使用した場合は、製品に付属している文書シールより使用した材料の名称およびロット番号等を診療録にコメント記載する（文書シールも保管をお願いします）
装着
set 45点＋装着材料料（接着性レジンセメント：標準型17点or自動練和型38点）＋内面処理加算1 45点
※内面処理加算1はCAD/CAM冠、CAD/CAMインレーまたは高強度硬質レジンブリッジを装着する際には歯質に対する接着力を向上させるために行うアルミナ・サンドプラスト処理及びプライマー処理等を行う
インレーセット（CAD）の処置入力画面
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