レセコンを切り替えてDentisを導入、稼働される際によくある質問についてご案内します。
患者データ移行
Q: 患者データ移行ではどのようなデータが移行できますか?
項目 | 詳細 |
移行対象 | 全患者(※当社にデータをお渡しいただいた際に含まれていた患者まで) |
移行可能 |
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移行不可 |
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診療録データ移行
Q: 診療録データ移行ではどのようなデータが移行できますか?
データの種類 | 内容 |
移行可能 |
|
移行不可 |
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オンライン資格確認
Q: 今まで使っていたオンライン資格確認の機器はDentisでも連携して使えますか?
A: 確認が必要です。
他社からDentisへ乗り換え後、現在お使いのオンライン資格確認機器が利用できるかは、元の契約状況によって決まります。
※以下の表は一般的なケースです。実際の取り扱いは医院様のご契約状況により異なるため、あくまで目安としてご活用ください。
【重要】
ご自身の状況が不明な場合は、トラブル防止のため、必ず元のシステム会社様へ事前にご確認ください。
ご自身の状況は? | オンライン資格確認は使える? | Dentisに連携できる?
| 機器の保守 | 補足 |
レセコンとは別に保守契約がある (NTTなどから直接導入したケース) | ◯ 可能 | ◯ 可能 | ◯ あり | Dentis担当者へ連携をご依頼ください。 |
機器は残るが保守契約は終了 (以前のレセコン会社から購入したケース) | ◯ 可能 | ◯ 可能 | ✕ なし | 故障等発生時のリスクにご注意ください。 |
レセコンが撤去される (連携していたPCがなくなるケース) | ◯ 可能 | ✕ 不可 | ✕ なし | 連携をするためには、ネットワーク業者手配が必要です。 |
初期化される (端末は残るが設定を工場出時に戻されるケース) | ✕ 不可 | ✕ 不可 | ✕ なし | 入れ替えを行う必要があります。 |
オンライン資格確認環境の保守範囲について
※非常に簡易な図ですので医院ごとに状況は異なる場合があります
オンライン資格確認に関わる保守の範囲はそれぞれ以下の通りとなっております。お問い合わせは各サポート窓口までご連絡をお願いいたします。
項目 | 保守担当 | 保守内容の例 |
オンライン資格確認端末 | オンライン資格確認導入ベンダー | オンライン資格確認端末が動かない |
ネットワーク(青線) | ネットワークベンダー | インターネットに繋がらない |
オンライン資格確認ネットワーク(赤線) | オンライン資格確認導入ベンダー | オンライン資格確認のシステムにアクセスできない |
連携(オレンジ矢印) | メドレー(Dentis) | Dentisとの連携がうまくいかない |
オンライン資格確認(端末・ネットワーク)の保守とは
保守は主にハードウェア(端末)とネットワーク、それぞれに対して適用されます。
ハードウェア保守 |
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ネットワーク保守 |
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その他よくあるご質問
歯式関連
Q: 歯式は登録が必要か
A: 口腔情報は必ず登録が必要です。また、傷病名については過去のデータが登録済み傷病として選択できますが、「治ゆ」の傷病名も表示されます。
Q: SCブロックやSRPの情報が表示されていない
A: 診療録データからは実施部位の情報が取り込めないため、過去のカルテを確認しながら手動で入力してください。
診療データ関連
Q: 初診データがなく再診での算定が正しく反映されない
A: インポートされていない患者で発生します。初再診設定画面で「診療開始日」を確認、修正してください。
Q: SPT前回算定年月などに誤った年月が記載されている
A: インポートされていない患者で発生します。過去のカルテを確認して正しい年月を手動で入力してください。
保険情報関連
Q: 保険情報や公費が取り込まれていない
A: 提供されたデータに含まれていない場合、取り込みはできません。医院で必要に応じて修正、補足してください。
Q: 介護保険情報が取り込まれていない
A: 診療データから介護保険情報は取り込みができません。
Q: 追加での患者インポートは可能か
A: 追加費用がかかりますが、可能です(費用は5万円)。
Q: 自費データの取り込みは可能か
A: ベンダー間で自費データのフォーマットが統一されていないため、取り込みはできません。
Q:過去の未収金情報などはどうすればいいか
A:患者の会計のみを作成し調整金に未収金額を登録します(1000円の未収金の場合、1000)。
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