歯冠修復物や欠損補綴物の装着予定日から1ヶ月以上経過したにもかかわらず、患者様が来院しない場合、未来院請求を行うことが可能です。請求対象の患者様は、スケジュール画面から未来院患者一覧で確認することができます。
未来院患者を確認する
スケジュール画面右側、[未来院患者]から対象になる患者様を一覧で確認することができます。Dentisでは、1ヶ月と5日以前に印象を算定し、その後装着を算定していない患者様を未来院患者としています。
注意事項 : 補綴をセットしているにも関わらず未来院患者に表示されている患者様がいる場合
複数の同一傷病名で処置を実施している可能性があります。
Dentisの未来院チェックのルールとして、同一病名グループ内で印象を算定し、装着が算定されていない患者をリストとして掲出しています。
同一患者で補綴装着が実施されていても病名グループが分かれていると未来院として掲出されますので、必ず印象〜補綴装着は同一病名グループで実施してください。
未来院請求を行う
初再診設定
該当患者様の[未来院請求]をクリックし、初再診設定画面を開きます。画面に従って、全ての項目を入力します。
1)印象月:対象補綴物の印象を算定した月を登録します
2)装着予定日:対象補綴物の装着を予定していた日程を登録します
3)装着物の種類を登録します
4)装着できなくなった理由を登録します
処置の入力については、処置入力・編集をご確認ください。
処置入力
治療中傷病名部位より対象の傷病名を選択します。処置追加にて、FMCや義歯など補綴物を通常通り入力します。処置入力詳細に関しては、処置入力・編集をご確認ください。
会計
未来院請求後は会計を完了させます。会計時、0円入金で会計します。患者負担割合に合わせた請求額が未収金として計上されます。
レセプト請求
作成した未来院診療録は印象月=診療月でレセプト画面に表示されます。
例)印象月=診療月が12月の場合、レセプト請求月1月に表示されています。
そのため、実際に請求を行う月で請求月設定をします。
例)2月診療分3月提出レセプトと合わせて請求したい場合は、請求月を3月に設定する。
※ 未来院請求のレセプトには[未来院請求]タグが表示されます。
※ 未来院請求の際には印象月の保険・公費を適用して請求を行います。
未来院請求後に患者が来院された場合
装着料の算定と未来院請求で0円入金の未収金額をあわせて患者に請求を行います。
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