詳細レポート内のレーダーチャートは、店舗の売上を構成するKPIを比較する際に便利なツールとなっております。
このページではレーダーチャートの活用方法についてご説明いたします。
レーダーチャートとは?
レーダーチャートは各KPIの選択期間実績と比較期間実績を比較するグラフとなっております。
週、月など区切りの良い期間を設定することで定点的な変化をとらえやすい特徴があります。
活用例:売上高増減の要因を確認
売上高の増減要因を各KPIから特定する活用方法をご紹介いたします。
売上高は【購入件数】と【客単価】の2つのKPIから構成されております。
※売上高を構成するKPIについての記事はこちらをご参照ください
まずレーダーチャート上の【購入件数】と【客単価】の増減をご確認ください。
①売上高を構成するKPI
2つのKPIから売上高は【購入件数の増加】によって増加したことが見て取れます。
反面、客単価は大きな変化が見られませんでした。
続いて売上を構成するKPIを分解してみましょう。
②購入件数の分解
購入件数は【来店客数】と【購買率】の2つのKPIから構成されております。
※購入件数を構成するKPIについての詳しいご説明はこちらの記事をご参照ください
2つのKPIから購入件数は【来店客数の増加】によって増加したことが見て取れます。
反面、購買率は大きな変化が見られませんでした。
③客単価の分解
客単価は【商品単価】と【買上点数】の2つのKPIから構成されております。
※客単価を構成するKPIについての詳しいご説明はこちらの記事をご参照ください
2つのKPIから【買上点数は増加】したものの【商品単価が減少】したことで比較期間並みの推移となったということが見て取れます。
定点的にデータを確認するメリット
このように各KPIが売上高にどのような影響を及ぼしているかを把握することで、店舗で起こっている事象をデータを元に理解することができます。
週、月など定点分析を継続し、店舗の状況を常に把握することで店舗内のアクションプランを作成するときや、状況報告の際に的確な発言が可能になります。
レーダーチャートを活用いただき、データドリブンな店舗運営を実現しましょう。