このページの目的
SALESCORE VISUALIZEのダッシュボード設定には、他のユーザーにも影響するもの、そして個人にのみ影響するものがあります。
設定変更の意図しない影響を防ぐため、各設定の影響範囲を正しく理解することが重要です。
この記事では、ダッシュボードの主な設定項目について、その影響範囲を詳しく解説します。
影響範囲が個人の範囲の設定
目のマーク
目のマークでは以下の項目の変更を行うことができます。
変更した項目は、設定を変更したユーザーの全ダッシュボードで設定が反映されます。
(※各ダッシュボード毎に設定をすることはできません。)
目のマークの項目詳細
■合計・小計を表示
ダッシュボート上の合計・小計の表示・非表示設定を行えます。
■目標を表示
各KPIの実績の下に目標値および割合が表示されます。
例えば受注件数の有馬さんの値を確認すると、
実績2件、目標5件、割合40%と表示されています。
■標準進捗との差分
目標の下に標準進捗との差を表示することが可能です。
例えば商談数KPIの有馬さんのデータを確認すると、
実績は標準進捗(経過営業日数ベース)を考慮すると
2件足りないという意味なります。
■色を変更
青色表示が緑色表示に変更されます。
■小計を先頭に表示
小計・合計の表示位置が先頭に変更されます。
■1営業日あたりで表示
「1営業日あたりで表示」を選択します。
現在10営業日経過しているため各実績値が10で割り返した値で表示されました。
■セル内の文字サイズ
セルの文字サイズを変更すると以下のようになります。
(autoに戻す場合は、数字を削除してください)
影響範囲が全体の範囲の設定
KPI設定
影響範囲:そのKPIを表示するすべてのダッシュボード利用ユーザー
設定されたKPIは、複数のダッシュボードで共通して利用できるため、KPI設定画面での変更内容は、そのKPIを利用しているすべてのダッシュボードに即時反映されます。
例えば、あるKPIの集計条件を変更した場合、そのKPIを閲覧している全ユーザーのダッシュボードに影響します。
KPIグループ設定
影響範囲:該当ダッシュボードを閲覧するすべてのユーザー
この設定は個人設定ではなく、KPIグループの作成・編集・削除などの操作は、そのダッシュボードを閲覧するすべてのユーザーに共通で反映されます。
KPIの追加・削除
影響範囲:該当ダッシュボードを閲覧するすべてのユーザー
ダッシュボードに表示するKPIは、任意に追加・削除することができます。
この操作によって変更されたKPIの表示構成は、同じダッシュボードにアクセスする他のユーザーにも反映されます。
KPIは「KPIグループ」としてまとめて管理されており、グループの作成や編集と同様に、KPIの追加・削除もダッシュボード全体の構成を変更する操作として扱われます。
なお、KPIを削除しても、KPI自体が完全に削除されるわけではなく、ダッシュボード上の表示から非表示になるだけです。また、非表示にした状態をプリセットとして保存した
場合は、その設定も他のユーザーに共有されることになります。
そのため、KPIの表示内容を変更する際は、他のユーザーの閲覧環境にも影響が及ぶこと
を踏まえたうえで操作するようにしてください。
軸グループ設定
影響範囲:該当の軸グループを利用するすべてのダッシュボード利用ユーザー
軸グループの新規作成や編集を行った場合、その内容は軸グループを参照しているすべてのダッシュボードや設定画面に反映されます。
ダッシュボード・シートの作成/削除
影響範囲:作成されたダッシュボード/シートにアクセス権を持つすべてのユーザー
ダッシュボードやシートを作成すると、それは組織内で共有可能なリソースとして登録され、アクセス権を持つ他のユーザーも閲覧可能となります。
(※非公開フォルダで作成された場合は除く)
ダッシュボードやシートを削除すると、そのリソース自体が失われ、すべての閲覧ユーザーがアクセスできなくなります。
プリセットの並び替え
影響範囲:該当ダッシュボードを閲覧するすべてのユーザー
ダッシュボードで作成したプリセットは、ドラッグ&ドロップで並び替えが可能です。
この際、並び替え後に一番上に表示されているプリセットが、ダッシュボードを開いた際に最初に表示されるプリセット(デフォルト)となります。
ただし、このプリセットの並び順を変更すると、その内容は並び替えを実施した本人だけでなく、ダッシュボードを閲覧するすべてのユーザーに反映されるため、実施の際はご注意ください。
本記事の解説は以上となります。
シート(SYNC)における設定の影響範囲をご覧になりたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
もし、お困りのことがあれば左下のチャットからカスタマーサポートにお問い合わせください。