このページの目的
シートを操作するうえで大切なのは、「自分だけの変更か?全員に影響する変更か?」をわかっていることが重要です。
そこで覚えておきたいのが、
以下のポイント:
『設定を保存しない』変更は自分専用、
『設定を保存する』変更は全体に影響。
たとえば、ちょっとした絞り込みや並び替えをしても「設定を保存」しなければ、他のユーザーには見えません。一方で、列構成やプリセットの並び替えなどを保存すると、同じシートを使うすべての人にその内容が反映されます。
この記事では、それぞれの設定がどこまで影響するのかを詳しく解説していきます。
影響範囲が個人の範囲の設定
シート上の表示の一時的な変更(未保存の場合)
フィルター、検索、列の並び替えなど設定を保存をしない限り、他のユーザーには影響しません。
影響範囲が全体の範囲の設定
シートの表示・構造に関する設定
影響範囲:該当シートにアクセスするすべてのユーザー
列の追加・削除・並び替え、列の固定、絞り込み、書き込み禁止、絞り込みのプリセット保存、検索対象項目の設定、フッターでの集計設定、セルへのハイライト条件の設定などは、「設定を保存」を行うことで他のユーザーにも反映されます。
ワークスペースの項目
・絞り込み
・並び替え
・ペンマーク(ハイライト)
・Tマーク
・歯車マーク
項目の設定
フッターでの集計設定
検索項目の設定
影響範囲:該当シートにアクセスするすべてのユーザー
この設定は個人専用ではなく、シート全体の設定として保存されるため、「設定を保存」を実行すると、他のユーザーがそのシートで検索する際にも同じ検索対象項目が適用されます。
設定の仕方はこちらで確認いただけます。
プリセットの並び替え
影響範囲:該当シートを閲覧するすべてのユーザー
シートで作成したプリセットは、ドラッグ&ドロップで並び替えが可能です。
この際、並び替え後に一番上に表示されているプリセットが、シートを開いた際に最初に表示されるプリセット(デフォルト)となります。
ただし、このプリセットの並び順を変更すると、その内容は並び替えを実施した本人だけでなく、シートを閲覧するすべてのユーザーに反映されるため、実施の際はご注意ください。
本記事の解説は以上となります。
ダッシュボード(VIZUALIZE)における設定の影響範囲をご覧になりたい方は以下の記事を参考にしてみてください。
もし、お困りのことがあれば左下のチャットからカスタマーサポートにお問い合わせください。