こちらの記事では災害の被災者に係る保険診療について、
令和6年能登半島地震の災害レセプト請求を例に解説します。
レセプト特記事項の記入
患者様から罹災証明書・窓口での申告など等を確認後、レセプト特記事項が必要になります。[患者]>[保険・公費]から[特記事項]を選択します。
[+レセプト特記事項追加]を選択します。
レセプト特記事項は以下のように記載します。
レセプト特記事項:災1
減免区分:免除
開始日:罹災証明書を確認した日
終了日:取扱期間満了日の令和6年9月30日
なお、各種災害等で減免区分や終了日が異なりますので、災害レセプト取扱がある場合は通知を必ずご確認ください。
Dentisでの保険証入力
保険証がわからない場合
1.保険者を特定でき、被保険者証の記号・番号が確認できない場合
【保険証入力】
○ 被保険者証の「保険者番号」を記録する
※保険者番号が不明な場合には、「保険者番号」は「99999999(8桁)」を記録
○ 被保険者証の「記号」は記録しない
○ 「番号」は「999999999(9桁)」を記録する
【診療録入力】
○ [処置]>[コメント]でフリーコメントを選び「摘要」で「不詳」と記入
○ 住所又は事業所名など患者に確認している場合にはその内容も併せて摘要に記載する
2.保険者、被保険者証の記号・番号ともに確認できない場合
【保険証入力】
○保険者番号」は「99999999(8桁)」を記録する
○ 「記号」は記録しない
○ 「番号」は「999999999(9桁)」を記録する
【診療録入力】
○ [処置]>[コメント]でフリーコメントを選び「摘要」で住所又は事業所名、患者に確認している場合にはその連絡先を記入する
保険証がわかる場合
○ 従来通り、保険証情報を登録
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