■概要
奉行i11、奉行i10をご利用のユーザーが、 奉行i11、奉行i10から出力したCSVファイルを用いて、Manageboardへ補助科目や部門を含めたデータ取り込みを行う手順を紹介しています。
■対象のお客様
オーナーまたは全権ユーザーのうち、操作権限に「会計ソフトの実績データを取り込む」権限を持つメンバーのみが対象です。
操作権限について詳しくは下記を確認ください。
■CSV取り込み(詳細)とは
会計データをCSVファイルで取り込むことができます。
取り込みには、「勘定科目データ」、「開始残高データ」、「仕訳伝票データ」が必要になります。
なお、CSV取り込み(詳細)では、マスタを詳細に設定できます。
マスタは「勘定科目」「補助科目」「部門」「取引先」で、会計ソフトのマスタとManageboardのマスタの対応関係を設定することができます。
例えば、会計ソフト上で「消耗品費」「備品費」「事務用品費」の3つの勘定科目があった場合、Manageboardでは「消耗品費」として1つの勘定科目にまとめることができます。
※オーナー・全権ユーザーのみ操作が可能な機能です。
※奉行i11の勘定科目区分対応表を参照ください。
■対応会計ソフト
奉行i11、奉行i10
※奉行J11(小規模法人向け)は対応しておりません。
※奉行i11の勘定科目区分対応表を参照ください。
■勘定科目データのエクスポート
①勘定奉行で対象となるデータ領域を開き、[随時処理]>[1.汎用データ作成]>[1.マスターデータ作成]>[1.勘定科目データ作成]をクリック
②[基本設定]タブ>勘定科目指定は、デフォルト設定にしてください
③[出力設定]タブをクリック
「ファイルの種類」 ‐ 「転送ファイル」
「作成形式」 ‐ 「カンマ区切」
「出力先ファイル名」任意のファイル名を入力ください。
④[項目選択]タブをクリック
[全選択]を選択します。
⑤[出力開始]をクリックし、勘定科目データを出力してください
■開始残高のエクスポート
①勘定奉行で対象となるデータ領域を開き、[随時処理]>[汎用データ作成]>[2.金額データ作成]>[1. 開始残高データ作成]をクリック
②[基本設定]タブ>部門指定、取引先指定はデフォルトとしてください
③[出力設定]タブをクリック
「ファイルの種類」 ‐ 「転送ファイル」
「作成形式」 ‐ 「カンマ区切」
「出力先ファイル名」任意のファイル名を入力ください。
④[項目選択]タブをクリック
[全選択]を選択します
⑤[出力開始]をクリックし、開始残高データを出力してください。
■仕訳伝票データのエクスポート
①勘定奉行で対象となるデータ領域を開き、[随時処理]>[1. 汎用データ作成]>[3. 仕訳伝票データ作成]>[1. 仕訳伝票データ作成]をクリック
②パターン選択画面より、[新規]をクリック
③[基本設定]タブより、パターン名に任意の名前を入力します
④[出力設定]タブをクリック
「ファイルの種類」 ‐ 「転送ファイル」
「作成形式」 ‐ 「カンマ区切」
「出力先ファイル名」任意のファイル名を入力ください。
⑤[項目選択]タブをクリック
[全選択]を選択します。
⑥[出力開始]をクリックし、開始残高データを出力してください
■勘定科目データの取り込み
①[実績]>[データ取込]>[詳細データを取り込む場合はこちら]
②[勘定科目の取得]>エクスポートした勘定科目ファイルを[ファイルを選択]し、[アップロード]をクリック
※CSV取り込みでエラーが表示される場合、会計ソフト側で登録している科目区分名がManageboardに対応していない可能性があります。
奉行i11シリーズの勘定科目区分対応表を参照し、会計ソフト側で科目区分名を変更してから再度取り込みを行ってください。
■仕訳データの取得
③しばらく経ってからブラウザを更新し、ステータスが「実行待ち」から「成功」に変われば科目データcsvファイルの取り込み完了です
※ステータスは自動で変わりませんのでご注意ください
ブラウザの更新方法
Windows・・・「F5」
Mac・・・「Command + R」
ステータスが「失敗」と表示される場合、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルを参照ください。
④エクスポートした仕訳データの期間を設定します
期間は1か月のみの期間指定も可能です。(例:2020/7/1~2020/7/31)
※1年以上の会計期間は指定出来ません。
※「0」「00」など「0」のみの部門コードは「部門:未設定」として取り込まれます。
部門として取り込まれたい場合は会計ソフト側で部門コードを変更してから取り込んでください。
⑤エクスポートした仕訳帳簿と開始残高のファイルを[ファイル選択]し、[アップロード]をクリック
※初めて仕訳インポートする場合や、期首月を含む仕訳帳をインポートする場合は、必ず残高試算表を同時にインポートしてください。
■マスタの割当
⑥しばらく経ってからブラウザを更新し、ステータスが「実行待ち」から「成功」に変われば仕訳データcsvファイルの取り込み完了です
※ステータスは自動で変わりませんのでご注意ください
ブラウザの更新方法
Windows・・・「F5」
Mac・・・「Command + R」
ステータスが「失敗」と表示される場合、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルを参照ください。
⑦[設定する]をクリック
■勘定科目の割当
⑧勘定科目列で割当てたい科目が属する分類と勘定科目を確認ください
あらかじめ割り当てられている科目が属する分類と勘定科目を変更したい場合、新規登録列のチェックボックスにチェックを付け設定ください。
⑨[保存]をクリック
※マスタの割当が完了していない項目がある場合、「勘定科目」「補助科目」「部門」「取引先」タブの右側に「!」が表示されます。
保存が完了すると画面右上に「マスタの割当を更新しました。」ポップアップが表示されます。
■補助科目の割当
⑩取り込む列のチェックボックスにチェックを付け、タグ列で割当てたいタグを設定ください
※新規登録の補助科目がある場合、取り込む列にチェックを付け、タグを設定ください。
⑪[現在のページを保存]をクリック
※補助科目が複数ページある場合、1ページごとに⑩⑪の手順を操作ください
保存が完了すると画面上側に「補助科目の割当を保存しました。」ポップアップが表示されます。
■部門の割当
⑫新規登録の部門がある場合、新規登録列のチェックボックスにチェックが付きます
タグが正しく設定されているか確認してください。
もし不要な部門があれば取り込む列のチェックを外してください。
⑬[現在のページを保存]をクリック
※部門が複数ページある場合、1ページごとに⑫⑬の手順を操作ください
保存が完了すると画面右上に「部門の割当を保存しました。」ポップアップが表示されます。
■取引先の割当
⑭新規登録の取引先がある場合、新規登録列のチェックボックスにチェックが付きます
タグが正しく設定されているか確認してください。
もし不要な取引先があれば取り込む列のチェックを外してください。
⑮[現在のページを保存]をクリック
※取引先が複数ページある場合、1ページごとに⑭⑮の手順を操作ください
保存が完了すると画面右上に「取引先の割当を保存しました。」ポップアップが表示されます。
⑯マスタの割当画面のすべてのタブから「!」が消えていれば割当は完了です
■実績の反映
⑰[実績]>[データ取り込み]>[詳細データを取り込む場合はこちら]
⑱左上のマスタの割当にも「!」がないことを確認し、[反映する]をクリック
⑲しばらく経ってからブラウザを更新し、ステータスが「実行待ち」から「成功」に変われば実績の反映は完了です
※ステータスは自動で変わりませんのでご注意ください
ブラウザの更新方法
Windows・・・「F5」
Mac・・・「Command + R」
ステータスが「失敗」と表示される場合、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルを参照ください。
■実行履歴
[実績]>[データ取込]>[詳細データを取り込む場合はこちら]
[全ての実行履歴]をクリック
各csvファイルの過去の取り込み履歴を確認することができます
エラーメッセージについて
実行履歴の「失敗」のテキストをクリックすることでエラーメッセージの確認が可能です。
エラーメッセージの詳細と対応方法については、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルを参考ください。
原因を確認しても解消されない場合、画面左下のチャットもしくは専任担当者までご連絡ください。