Subananaからエクスポートした字幕ファイル(.srt)をPremiere ProやFinal Cut Proなどの編集ソフトに読み込むと、よくある問題が2つあります。字幕のタイミングが映像と合わない、または字幕がとても小さく、スタイルのない状態で表示される、というものです。これは通常、字幕ファイル自体の不具合ではなく、SRT形式の特性と編集ソフトの設定によるものです。この記事では、よくある原因と対処の方向性をご説明します。
💡 .srt字幕ファイルのエクスポートは有料プランの機能です。無料プランでは字幕ファイルのダウンロードはできず、字幕を焼き付けた動画のエクスポートのみ可能です。また、無料プランでエクスポートされる動画は最大720pで、デフォルトの透かしが入り、動画の最初の5分のみが出力されます。
なぜ字幕のタイミングが映像と合わないのですか?
SRT字幕ファイルは、各字幕の開始・終了時間を「タイムコード」(時:分:秒,ミリ秒。例:00:01:23,400)で記録しています。編集ソフトは読み込み時に、作成したシーケンス(sequence)の設定に従って、これらの時間をタイムラインに配置します。
字幕のタイミングが映像と合わない場合、よくある確認ポイントは次のとおりです。
シーケンスのフレームレートが元の素材と一致していない。元の動画素材の実際のフレームレートを確認し(Premiereの「Interpret Footage」またはFinal Cutのクリップ情報で確認できます)、シーケンス(sequence/project)のフレームレートを素材と一致させてから、字幕を読み込んでください。小数を含むフレームレート(例:23.976、29.97)と整数の設定(24、30)が混在すると、ずれが生じやすくなります。
字幕が現在のタイムライン上のバージョンに対応していない。動画をカット・トリミング・再配置した場合、元の完全な動画の時間に基づいて生成された字幕は、新しいバージョンとは合わなくなります。字幕を生成したときと同じバージョンの動画をベースに読み込んでください。
読み込んだ後にずれに気づいた場合は、読み込んだ字幕を削除し、シーケンス設定を調整してから同じSRTを再度読み込んでください。
調整してもタイミングが合わない場合は、状況をお知らせください。詳しく確認いたします。
なぜ読み込んだ字幕が小さく、スタイルがないのですか?
SRT形式は字幕のテキストとタイムコードのみを記録し、スタイル情報(フォント、文字サイズ、色、位置、縁取りなど)は一切含みません。そのためPremiere/Final Cutに読み込むと、字幕には編集ソフトのデフォルトの字幕スタイルが適用され、小さく見えたり、レイアウトに合わなかったりすることがよくあります。これは正常な動作で、字幕ファイルの破損ではありません。
対処方法は次のとおりです。
編集ソフト内で、読み込んだ字幕(caption/title)を選択し、フォント・文字サイズ・色・位置を自分で調整して、必要なスタイルを適用します。
編集ソフトでスタイルを調整する予定がない場合は、代わりに「字幕を焼き付けた動画」を直接エクスポートすることもできます。Subananaのエディターでは、字幕のフォント・文字サイズ・色・位置などのスタイルを調整でき、これらのスタイルは動画のエクスポート時に映像に焼き付けられるため、編集ソフトで再度適用する必要はありません。有料プランでは最大4Kの字幕焼き付け動画をエクスポートでき、デフォルトの透かしも非表示にできます。無料プランでは最大720pで、デフォルトの透かしが入り、動画の最初の5分のみが出力されます。
つまり、字幕のスタイル設定が適用されるのは、Subananaからエクスポートする字幕焼き付け動画のみです。.srt字幕ファイル自体にはスタイルが含まれないため、編集ソフトに読み込んだ後は、そのソフト内で表示スタイルを設定する必要があります。
エクスポート前にエディターでの校正をおすすめします
最終的に.srtをエクスポートして編集ソフトに読み込む場合でも、字幕を焼き付けた動画をエクスポートする場合でも、まずSubananaのエディターで一度校正することをおすすめします。字幕はAIによる自動生成のため、精度は言語や音質によって変わります。エディターでは字幕テキストを1行ずつ修正できるので、校正を済ませてからエクスポートすれば、編集ソフトでやり直す時間を減らせます。
ご不明な点がありましたら、hello@subanana.com またはアプリ内チャットからお気軽にお問い合わせください。
