1. はじめに
この記事では、Dentisで「月次のレセプト請求前にレセプトをチェックする」ための手順をまとめています。
なおレセプトチェック完了後のレセプト提出方法についてはこちらをご覧ください。
2. レセプト画面に表示されているステータスとラベル
【各ステータスについて】
ステータス | 詳細 |
OK | レセプトチェックで問題がない |
エラー | 修正や確認を要する |
未チェック | レセプトチェックを未実施 または修正後再チェックを行っていない |
右上にあるステータスボタンで対象のレセプトを絞り込みすることが可能です。
【各ラベルについて】
ステータス | 詳細 |
未完了カルテあり | 保存が完了していない診療録があり、レセプトが出力できません。必ず保存を行ってください。 |
保険なしカルテあり | 保険や公費が適用されていない診療録があり、レセプトが出力できません。診療録を確認し保険や公費を適用してください。 |
月遅れ請求 | 月遅れで請求するレセプトです。月遅れの方法についてはこちらをご覧ください。 |
返戻再請求 | 返戻を再請求するレセプトです。返戻は当月請求分と合わせて請求を行います。返戻レセプトの修正方法および再請求方法についてはこちらをご覧ください。 |
未来院請求 | 未来院請求のレセプトです。未来院請求の方法はこちらをご覧ください。 |
名前の検索欄の横で対象のレセプトを絞り込みすることが可能です。
3. Dentisでレセプトチェックを行う方法
1. 左側のバーにある[設定]から[月次業務]をクリックし[レセプト]をクリックします
2. レセプト請求月を確認します
3. [レセプトチェック]をクリックしてレセプトチェックを行います
4. チェック結果を確認して修正を行います
4. PDFレセプトでチェックを行う方法
1. 国保・社保の中にある[点検用PDF]をクリックします
2. 別ウィンドウでレセプトが出力されます
*ウィンドウが開かない場合は帳票や資料の印刷画面が開かないの記事をご確認ください。
5. レセプトの修正を行う方法
レセプトチェックで修正が必要なレセプトは以下の通り修正します。
1. 修正したい患者の名前をクリックします
2. 修正したい診療録を選択します
3. 診療録を修正して保存します
4. 修正後はステータスが[未チェック]に変更されるので再度レセプトチェックを行います
【注意点】
・診療録の修正に伴い未過収金が発生する可能性があります。未過収金の取り扱いにつきましては医療機関様内の運用に従ってください。
・患者に請求・返金する場合は自動で次回精算時に合算されます。
・患者に請求しない場合は[会計]から調整金に登録を行い未過収金を調整してください。
【エラーの無視を行う場合】
エラー内容を確認し、エラー内容を無視して提出する場合は[エラー無視]にチェックを行い[設定]を行ってください。
6. よくある質問(FAQ)
Q. エラーメッセージが消えない場合、どうしたらいいか?
A. 該当する診療録の内容を修正し、再度チェックを実行してください。
Q. 算定可能かどうかは教えてもらえるか
A. 算定要件や算定可否については所属されている地域の厚生局にお問い合わせください。Dentisの操作方法についてはご案内可能です。
Q. エラーのままでも提出は可能か
A. 可能です。レセプトに出力されないのは「保険なしカルテあり」「未完了カルテあり」のラベルがある場合です。エラーのままでも出力・提出は可能ですが返戻事由となる場合もございます。
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