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【解説】KPI設定_設定④_詳細設定(4/4)

KPIの設定④_詳細設定の内容について説明します。

小谷中一総 avatar
対応者:小谷中一総
7か月以上前に更新

このページの目的


KPIの設定④_詳細設定の内容について解説します。


KPI設定のついて


KPI設定は全部で①~④までのステップに分かれています。

このページは「設定④_詳細設定」について解説しています。

必要に応じて、対象マニュアルをご確認ください。


詳細設定について


KPI設定④_詳細設定で設定できることは10つあります。

ここで設定することができるのは以下の2つです

  • ダッシュボード上での表示されている数字の見せ方

  • ダッシュボード上で数字をクリックした際の表示される項目一覧(モーダル)の設定

一覧表示時の項目(任意)

モーダルの項目を選択できます。

ユーザー・グループの分析軸を自動表示

モーダルにユーザー・ユーザーグループを

自動表示できます。

高度な設定

モーダルにある子オブジェクトの

フィルターすることができます。

移行率を表示

ダッシュボード上でチェックをオンにしたKPIから

左隣のKPIに対して移行率を表示します。

目標の集計方法

小計の目標の表示方法を設定します。

目標達成の定義

目標達成しているか否かを何をもって

判断するかを設定します。

目標達成の対象

ダッシュボードでの赤/緑(赤/青)の

表示ロジックを設定します。

表示形式

%や円などを表示できます。

単位

千~億で単位を設定できます。

桁の省略

小数点の省略がが可能です。


一覧表示時の項目(任意)


ダッシュボード上の数字をクリックすると、数字の内訳一覧を表示することができます。

その一覧のことを「モーダル」と呼んでいます。

例えば、以下のダッシュボードで「22」をクリックすると

以下のような画面(モーダル)が表示されます。

一覧表示時の項目(任意)の設定は、

上記の一覧に対して表示したい項目と順番をKPI設定上で行うことができます。

一覧表示時の項目(任意)の赤枠内の中央あたりをクリックしてください。

すると、以下のような画面が表示されます。

左側が項目を選択する場所です

右側が現在、表示している項目一覧です

左側の検索窓で、追加したい項目を検索し、選択を追加してください。

なお、右側の項目はドラック&ドロップで並び替えることが可能です。

項目が多すぎる場合は、一部の項目のみ表示しています。

検索窓で項目名を検索して、表示されない場合は以下の「全てを表示」をクリックしてください。


ユーザー・グループの分析軸を自動表示


ユーザー•グループの分析軸を自動表示をオンにすると

ダッシュボードに表示ているユーザー•グループの分析軸を一覧に表示することができます。

以下のようにユーザーやユーザーが属するグループが表示されています。

注意

  • ユーザー・グループの分析軸を表示したくない場合は、チェックをオフにしてください。

  • 常に一番左側に自動で表示されます。

  • 項目を削除、非表示にはできません。

  • 項目の幅を変更することはできません


高度な設定


KPIの集計ではなく、モーダル上で表示を制御する設定です。

これは、モーダル上からできる「ブロックフィルタ」と同じ効果になります。

子・孫のレコードの中で、関連するレコードを表示したくない場合にご利用ください。

ブロックフィルタについて詳しく知りたい方は、以下のマニュアルをご確認ください。

注意

  • 高度な設定の有無に関しては、KPI設定④からしか確認できません。

  • 高度な設定で親オブジェクトも設定できますが、絞り込み機能は機能しません。

  • モーダル上で設定した内容と、高度な設定で設定した内容はそれぞれ機能します。


移行率を表示


ダッシュボード上でKPI間の移行率を自動計算して表示することが可能です。

以下のように移行率のチェックをオンにしたKPIから左隣のKPIに対して移行率を表示可能です。

ただし、KPIが1つだけの場合は、移行率は表示されさません。

移行率が不要な場合は、移行率の表示のチェックを外してください。

注意

  • 移行率にはチェックをオンにした左隣のKPIに対しての移行率を自動計算します

  • 左から右に対する移行率を表示することができません

  • 移行率に多しいて目標を設定することはできません

  • 移行率の自動計算に関して、任意に調整することはできません


目標の集計方法


ダッシュボードに表示されているKPIに対して目標を設定することができます。

その際に、 KPIごとに設定された目標の集計方法を設定することができます。

集計方法は2つです。

目標設定のイメージは下記です。

日付

ユーザー

商談数

2024/01/01

田中 太郎

10

2024/02/01

田中 太郎

10

2024/03/01

田中 太郎

10

2024/04/01

田中 太郎

10

2024/05/01

田中 太郎

10

ダッシュボードの期間を「2024/01/01」にした場合の目標は合計も平均も10です。

期間を「2024/01/01~2024/02/01」にした場合の目標は合計は20で平均は10です。

日付(2024/01/01~)

合計

平均

~2024/01/01

10

10

~2024/02/01

20

10

~2024/03/01

30

10

~2024/04/01

40

10

~2024/05/01

50

10

ダッシュボードの期間を当会計年度、半期、四半期で表示した際の目標集計方に違和感がある際に

こちらの設定から、集計方法の変更をお願い致します。

注意

  • 合計:ダッシュボードの小計も入力された目標の合計値を小計の目標とします。

  • 平均:ダッシュボードの小計も入力された目標の平均値を小計の目標とします。


目標達成の定義


目標達成の定義を決めることができます。

種類

内容

実績が目標以上のとき

設定した目標に対して、実績が超えていることが正しい

実績が目標以下のとき

設定した目標に対して、実績が超えていないことが正しい

目標以下の場合の例としては

  • 初回連絡平均時間

  • 解約数

などのように数字が低いこと望ましい場合に利用してください。


目標達成の対象


目標達成の対象を決めることができます。

目標を設定しているダッシュボードは、目標に対して実績を赤/青で判定します。

その判定の対象を以下の3つから設定が可能です。

種類

内容

目標の標準進捗

標準進捗の値に対して、色の判定を行います。

目標

設定した目標に対して、色の判定を行います。

ゼロ

0よりも大きいか小さいか、色の判定を行います。

標準進捗とは

目標達成のために、今日の時点で必要な進捗率のことです。

SALESCOREで設定した営業日を元に、自動計算しています。

上記の画像のように、フラグマークあるいは〇%でマウスホバーをすると説明が表示されます。

例えば、マニュアルを作成している2024/09/16時点では下記のような説明になっています。

2024年9月1日から2024年9月30日の間に19日間あり、

今日時点で10日間が経過しているため、必要な進捗率は10/19=53%です。

KPI

目標

標準進捗(53%)

実績

判定

受注件数

10

220%

----

実績22

目標10件

進捗率220%(実績22÷目標10件)

進捗に対して+16件
(実績22件‐(目標10×進捗53%=5.3件)

22

達成(青)

目標が40件の場合

KPI

目標

標準進捗(53%)

実績

判定

受注件数

40

55%

----

実績22

目標40件

進捗率55%(実績22÷目標40件)

進捗に対して+0件
(実績22件‐(目標40×進捗53%=21.2件)

22

達成(青)

目標が60件の場合

KPI

目標

標準進捗(53%)

実績

判定

受注件数

60

36%

----

実績22

目標60件

進捗率36%(実績22÷目標60件)

進捗に対して-10件
(実績22件‐(目標60×進捗53%=31.8件)

22

未達(赤)

目標に変更した場合

設定された目標に対して、実績を比較して判定します。

標準進捗とか関係なく、純粋に目標に対しての実績の比較です。

目標が10件の場合

目標が40件の場合

目標が60件の場合

ゼロに変更した場合

ゼロに変更した場合は、設定されている目標関係なく、実績がゼロに対して実績を判定します。

ゼロにする場合は、目標をあえて設定する必要はございません。


表示形式


ダッシュボード上での数字の表示を変更できます。

デフォルトは何もついていませんが、金額や○○率を表現するKPIでは

円かパーセントをご選択ください。

パーセントの場合

円の場合


単位


ダッシュボード上での数字の単位を調整できます。

デフォルトは、単位を指定しません。

受注金額など、KPIで表示する数値が大きい場合にご活用ください。

単位:千にした場合

単位:万にした場合

必要に応じてご活用ください。


桁の省略


ダッシュボード上での数字の桁を調整できます。

デフォルトは自動になっています。

受注金額など、KPIで表示する数値が大きい場合にご活用ください。

桁を省略しない場合

小数点以下を省略の場合

必要に応じてご活用ください。

最後に保存ボタンを押していただくとダッシュボードに設定が反映されます。

以上となります。


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