対象
Growthプラン契約者
概要
名寄せ機能はAIが重複している可能性のあるデータを提示してユーザーによる統合を促すことで、データが過不足なく揃った状態を作ることを助けるための機能です。ユーザーの指定した名寄せルールに従い、重複登録を検知します。
名寄せ候補群より同一の取引先あるいはコンタクトと判断したデータは統合し、正確な情報管理を行いましょう。
名寄せ機能は管理者ユーザーおよびカスタムプロファイルで権限を付与された一般ユーザーのみ利用可能です。一般ユーザーにはロールで編集と削除が可能になっている取引先のみ表示されます。
名寄せ実行中は該当データの更新を行うことはできません。
なお、AIがデータ統合を行うことはありません。
アクセス方法
メニュー > 一括名寄せ
操作方法
①データを更新する
④統合確認を行う
⑤統合を行う
毎週日曜に自動データ更新が行われています。
統合候補抽出には30分程度かかる場合があります。
統合元の情報は削除されます。
統合元取引先の案件とコンタクトは統合先取引先に紐付きます。
統合元コンタクトのコンタクトアクションと関連付けられた案件は統合先コンタクトに紐付きます。
電話番号はハイフンやカッコ、プラス記号については除外して一致しているかどうかを判定します。
名寄せルールと検索対象
<取引先>
名寄せルール
ルール種別 | 想定されるケース | 説明 |
取引先名 | 法人単位 |
|
取引先名&住所 | 拠点単位 | 拠点単位で取引先を管理したい場合に有効 |
取引先名&電話番号 | 部門単位 | 部門単位で取引先を管理したい場合に有効 |
取引先名&住所&電話番号 | 拠点+部門単位 |
|
電話番号&コンタクトメールドメイン (=取引先の電話番号&取引先に紐付いているコンタクトのメールアドレスのうち一番数が多いメールドメイン(@以下)) | 法人単位 | メールドメインは同じだが、グループ会社など会社が異なる場合に有効 |
URL | 法人単位 |
|
検索対象
取引先名
取引先ID
住所
電話番号
業種
<コンタクト>
名寄せルール
ルール種別 | 想定されるケース | 説明 |
メールアドレス | アドレス単位 |
|
名前&取引先名 | 実個人単位 | 異なるメールアドレスで登録された場合に有効 |
検索対象
名前
メール
電話番号
携帯電話
取引先名
部署
役職
住所
用語集
名寄せ候補群
重複している可能性が高いとAIによって判定された取引先・コンタクトをまとめたグループ
名寄せ候補群が作成されるには最低でも2つ以上の候補が必要となる
統合先
名寄せ候補群から選択し、統合後に残る取引先・コンタクト
一つの名寄せ候補群から一つだけ選択可能
統合元に関連するデータは統合先に紐付けなおされる
取引先・コンタクト名、Senses登録企業、所有ロールは統合先のものが優先選択される(統合後の編集は可能)
統合元
名寄せ候補群から選択し、統合後に削除される取引先・コンタクト
統合完了後は復活不可
一つの候補群から複数選択可能、最大選択候補数は50件
注意
取引先・コンタクト名や住所の全角・半角やスペース、大文字小文字、中黒(・)や句読点(、。)などの表記の揺れがある場合も、AIが同一の可能性があると判断し、名寄せ候補群を作成します。
同一名が平仮名と片仮名で登録されている場合には、名寄せ候補群を作成しません。
住所は番地までを、電話番号はハイフンは除外して判定に利用します。
検索には取引先/コンタクト基本項目のみ利用可能です。独自に設定した取引先・コンタクト詳細項目での検索はかけられません。
統合後に、統合前の状態に戻したり統合先の取引先・コンタクトを選択し直すことはできかねます。 統合前に精査し、操作を実行してください。
よくあるご質問
Q.名寄せを行った際に統合元取引先(削除される取引先)がSansan側で登録されている場合、Sansanと同期を行うと再度Mazricaに取引先登録されますか?
Mazricaに一度登録されたことのある取引先の場合、名寄せにて統合元として統合先に統合された後に再度SansanよりMazricaに登録されることはありません。