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【会計事務所・コンサルティング企業のユーザー向け】基本の使い方 活用編
【会計事務所・コンサルティング企業のユーザー向け】基本の使い方 活用編

各種タグ粒度での予実管理・月中決算企業の財務分析・PLやCFの予算作成・基本のカスタムレポートを使用した企業分析・お客様とManageboardを使用する

一週間前以上前にアップデートされました

概要

このマニュアルは、会計事務所・コンサルティング企業のユーザー向けの基本の使い方からもう1段レベルアップした活用方法を「基本の使い方 活用編」として説明をしています。
このマニュアルをお勧めする方としては、すでに予実管理を実施していて、Manageboardでの再現方法を確認したい方です。
先に、初期設定と基本の使い方を確認くされるとスムーズに進められます。


基本の使い方

活用編で紹介する機能を使うことで、以下の対応をすることが出来ます。

  • 補助科目やタグ(取引先、品目などのタグ)を分析軸・予算軸として持つこと

  • 月中決算企業の財務分析

  • PLやCFの予算を作成する

  • 基本のカスタムレポートを使用した企業分析

  • お客様とManageboardを使用する

紹介する機能

  • 詳細取込を使ったデータ取込(補助科目、各種タグのデータの取り込み)

  • Primaryタグカテゴリの設定

  • 月中決算企業の会計データの取り込み

  • 予算の作成方法(PL/CF)

  • カスタムレポートの作成(予実比較表、三期比較表、部門別比較表、貸借対照表(BS)推移表、財務サマリ)

  • お客様をManageboardに招待


詳細取込を使ったデータ取込

Manageboardで実績データを取り込む方法は、「簡易取込」と「詳細取込」の2種類あります。

「簡易取込」は、勘定科目・部門・仕訳の3つのデータを取り込めます。
「詳細取込」は、勘定科目・部門・仕訳以外の補助科目や各種タグ(会計ソフトによって取り込み可能なタグは変わります)を取り込めます。

「簡易取込」を実施したい場合は、初期設定と基本の使い方のマニュアルのStep.3 会計データを取り込むをご参照ください。

「詳細取込」を実施すると、取り込んだデータを分析軸・予算軸として活用することが出来ます。

例えば、仕訳に対して勘定科目の「売上高」だけでなく、取引先情報の「補助科目」を付与している場合、Manageboard上では「売上高」の内訳を「補助科目」ごとに表示することができます。

さらに、計画作成の際に、「売上高」を「補助科目」を使って内訳を作成することができます。


このように、会計データの分析軸・予算軸としてタグ情報を活用することができます。

会計ソフトごとの詳細取込については、下記マニュアルをご確認ください。

・上記以外の会計ソフト
【その他】CSVで会計データを取り込む

※エラーの確認方法については、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルをご確認ください。


Primaryタグカテゴリの設定

Primaryタグカテゴリとは、「部門別計画」形式で計画を作成する際の基準となるタグカテゴリのことです。
詳細は、Primaryタグカテゴリを参照ください。

設定方法は、Primaryタグカテゴリの設定を参照ください。


月中決算企業の会計データの取り込み

考え方

Manageboardでは、月末日決算に対応しています。
通常1日~31日の日付を1カ月の仕訳として取り込まれてしまうため、20日決算の場合はCSVのデータ加工を行い、Manageboardに取り込みをしていただきます。

対応方法

操作の流れ
①各会計ソフトからCSVデータ(勘定科目データ、仕訳データ)をエクスポート
②仕訳データを加工
③Manageboardに勘定科目データと加工済みの仕訳データをインポートする

仕訳データの加工方法
例:20日決算の場合
1~19日の日付の仕訳の月を前月に変換する
※件数が多いと大変なため、もし細かい論点がなければ、1~19日の日付の仕訳をすべて前月の1日の仕訳として取り込むと簡単にデータ変換が終わります。


予算の作成方法(PL/CF)

実績データ取込後、予算の作成が可能になります。メニューバー「計画」より操作します。

予算作成の流れ

STEP.1 計画バージョンの作成
STEP.2 計画PLの作成
STEP.3 簡易CFの作成

STEP.1 計画バージョンの作成

予算を入れる箱を作成します。1事業所あたり、5バージョンまで作成可能です。
リニアプラン、ストレッチプラン・・などと複数プランを計画バージョンとして登録し、モニタリングをすることが出来ます。
初めての方は、複数バージョンは作らず、まず1つの計画バージョンの作成・運用から始めてみましょう。
計画バージョンの作成方法

STEP.2 計画PLの作成

計画PLの入力サポート機能
計画PLの入力サポート機能として、「数値の一括操作」と「CSVデータ取込」の方法があります。

  • 数値の一括操作」:これから作成する場合や前年実績をベースに作る場合にオススメ

変動費の設定機能
売上高に変動して他の勘定科目(例:仕入高)の予算が変わるケースがあります。
その場合、「変動費の設定」機能を使うと、「売上高の〇%を、該当の勘定科目の予算に」などといった設定をすることが出来ます。

法人税等の計算
法人税等の計算を設定することで、計算を簡単に行うことが出来ます。
※2024年3月時点で、「法人税等の計算」以外の税額計算サポート機能はございません。

STEP.3 簡易CFの作成

計画PLの数値を入力頂くと、入力頂いた数値が計画PLの営業CFに反映されていきます。財務CFや投資CFの数値を入れながら、月末残高の推移を見ることによって返済計画や投資計画などに用いることが可能です。

簡易CFの考え方と操作方法
設定の考え方(簡易CF)

簡易CF設定の流れ

①CF項目の設定(現金化タイミング、非資金化項目)
②投資CF・財務CFの設定
③借入金の登録 ※必要な場合

①CF項目の設定(現金化タイミング、非資金化項目)

計画PLで設定した数値の現金化タイミングを設定します。
現金化タイミングと設定の一例、非資金化項目を確認ください。

②投資CF・財務CFの設定

財務CF:借入金などの金額を直接入力することで返済計画を立てることが出来ます。
投資CF:固定資産の取得・売却によるキャッシュアウト・インの金額を入力可能です。
※入力欄が表示されない場合、右上「0円行の非表示」がオンになっていないか確認ください。

③借入金の登録 ※必要な場合

借入金の登録機能で、新規借入や借入金の返済を登録し、管理することが出来ます。
※入力欄が表示されない場合、右上「0円行の非表示」がオンになっていないか確認ください。
※2024年3月時点で、借入金の管理機能は搭載されておりません。時期は未定ですが、今後の開発の見通しはあり。


カスタムレポートの作成(予実比較表、三期比較表、部門別比較表、貸借対照表(BS)推移表、財務サマリ)

会計事務所・コンサルティング企業でよく利用される以下のレポートについて紹介します。

  • 予実比較表

  • 三期比較表

  • 部門別比較表

  • 貸借対照表(BS)推移表

  • 財務サマリ

予実比較表

各月の予算と実績の比較表を作成します。

作成方法
月次比較表を作成方法に沿って作成
②「表示データ①」を作成した予算、「表示データ②」を実績を選び[条件の適用]をクリック

三期比較表

前々年、前年、今期の比較表を作成します。

作成方法
①メニューバー[実績]>[データ取込]より前々年、前年の実績を取り込む
月次比較表を作成方法に沿って作成
③右上[歯車マーク]>[列設定]
④表示データ列数[3列]>[登録]
⑤「表示データ①」を[前々年実績]、「表示データ②」を[前年実績]、「表示データ③」を[実績]を選ぶ
⑥[条件の適用]をクリック

※「表示データ③」を実績+予算の実績見込み形式で表示させる方法
①「表示データ③」の[実績]をクリック
②下部のラジオボタンをクリックし、表示したい予算名と予算を表示したい月を選ぶ
③[条件の適用]をクリック

部門別比較表

部門ごとの業績を横並びで表示し、部門ごとの予実比較表を作成します。

作成方法
部門別予実比較表の作成方法に沿って作成

貸借対照表(BS)推移表

BS科目を使用したレポートを作成します。

作成方法
貸借対照表(BS)推移表の作成方法に沿って作成

財務サマリ

段階損益のみで簡単に財務状況を表すレポートを作成します。

作成方法
月次推移表を作成手順に沿って作成
②右上の[歯車マーク]>[編集]
③損益計算書の左横のチェックボックスを押してすべてのチェックを外し、表示させる段階利益のチェックボックスにチェックを入れる(下図参照)

④必要なものだけチェックをいれて、[保存]


お客様をManageboardに招待

お客様をManageboardに招待して、打ち合わせの際や事前にManageboardを見ていただくことが出来ます。

誤って自社の方を招待してしまうと、招待人数の制限で他の方を招待できません。
自社のメンバーを招待したい場合は、オーナー権限をお持ちの方にメンバー追加(会計事務所スタッフ等)を依頼してください。

操作方法
①クライアント一覧画面から、お客様の環境に[ログイン]
②基本情報と表示されるページで、左上の[メンバー]をクリック


③右上の[メンバーの招待]をクリック
※アドバイザープランでは、各クライアント環境にお客様1名まで招待可能です。


④招待するお客様のメールアドレスを記入し、[招待を送信]をクリック​

招待が完了します。

招待された方には、Manageboardより「メンバーに招待されました」というタイトルのメールが即時送信されます。
※招待URLの有効期限は、7日間までとなりますのでご注意ください。


お客様へのご案内の際には、以下のテンプレートをご利用ください。

先程〇時〇分頃、○○様のメールアドレス(xxxx@aaa.co.jp)宛にManageboardから招待メールをお送りいたしました。

・送信元メールアドレス:noreply@knowledgelabo.com
・タイトル:メンバーに招待されました

記載されているURLをクリックいただくと、ユーザー登録画面に遷移します。パスワードを設定のうえ、ログインをお願いいたします。
登録方法のマニュアル:https://intercom.help/manageboard/ja/articles/9063741
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