オンライン診療を行うには、まず診療メニューを作成する必要があります。
「2022年8月」以前にご契約の医療機関様や、CLINICS予約オプションを別途ご契約の場合は対面診療の予約も受け付けることができます。
※CLINICS予約オプションについては【CLINICS予約】対面診療予約を受け付けるをご参照ください。
※作成済みの診療メニューを変更する場合は、診療メニューの変更を申請するをご参照ください。
(1)診療メニューの診察方式
CLINICSでは、以下の診察方式に沿って診療メニューを設定することができます。
オンライン診療だけではなく、対面診療の予約システムとしてもご利用いただくことが可能です。
診察方式のパターン | 活用イメージ |
対面のみ ※CLINICS予約オプションご契約の場合 | ・インフルエンザ予防接種など、対面予約のみのメニューを作りたい ・検査などの院内受付の用途で予約台帳として活用したい |
オンラインのみ
| ・オンライン診療のみでCLINICSを利用したい |
対面・オンライン ※CLINICS予約オプションご契約の場合
| ・オンライン診療も対面も予約をCLINICSで一元管理したい ・患者に一つのメニューで対面もオンラインも再診予約がとれるようにしたい |
(2)診療メニューの作成方法
1. CLINICSにログインし、「設定」>「診療メニュー管理」画面を表示します。
新規にメニューを作成する場合は「診療メニューを追加」ボタンをクリックします。既存のメニューを編集したい場合は【オンライン診療】診療メニューの変更を申請するをご確認ください。
2.画面の表示に従って診療メニュー作成画面に必要事項を入力し、「診療メニューを追加する」ボタンをクリックして保存します。
(※以下はCLINICS予約オプションをご契約されており、自由診療メニューを作成する場合の画面となります。)
■診療メニューの基本設定
本項目で設定する「診療区分」「診療メニュー分類」によって、医療広告ガイドラインにて定められた事項の記載が必要となります。
①診療メニュー名
「◯◯外来」「◯◯科」「◯◯検査」等、診療の名称を30文字以内で記載してください。
※例:「内科外来」「小児科外来」「AGA外来」「美容カウンセリング」
②診療区分
本診療メニューの該当する診療区分(保険診療or自由診療)を選択してください。
③診療メニュー公開状況
患者様がご覧になる、CLINICS医療機関ページへの公開有無を選択してください。
・「公開」を選択した場合:診療メニューの承認後、CLINICS医療機関ページに公開(掲載)されます。
・「非公開」を選択した場合:診療メニューの承認後、CLINICS医療機関ページには公開(掲載)されません。
※診療メニューの承認後も「公開状況」は医療機関様にて変更することが可能です。
④診察方式
本診療メニューにおいて、対応可能な診察方式を選択してください。
⑤予約枠の公開
本診療メニューの公開範囲を選択してください。
・「院内のみ」を選択した場合:CLINICS医療機関ページには表示されません。患者様からご予約することはできず、院内予約専用としてご利用が可能です。
・「院内・患者」を選択した場合:CLINICS医療機関ページに表示されます。予約枠を設定されている場合は患者様からご予約が可能です。
※関連ページ:【オンライン診療】予約枠を追加する
⑥診療メニュー分類
診療メニューの内容に適したカテゴリを選択してください。
※「②診療区分」で自由診療を選択した場合のみ設定する項目です。選択したカテゴリによって必要な入力項目が変更します。
⑦次回予約設定の初期値
診察完了後に設定する「次回予約設定」の初期値を選択してください。
・CLINICSでは診察完了後に次回以降の予約に関して制限を設ける設定が可能です。
・本項目では設定項目の一つである「別の医師での診察許可」の初期値を設定できます。
・本項目の機能や仕様については以下のヘルプページよりご確認ください。
※参考ページ:【オンライン診療】次回予約の設定を行う
【CLINICS医療機関ページの表示イメージ】
■"対面診療"の予約設定について
①予約方式
予約の受付方式を選択してください。
・即時予約:予約を行った時点で予約が確定します。
・リクエスト予約:予約した時点では仮予約となり、医療機関様が予約の承認・却下を選択することができます。
※参考ページ:【予約】リクエスト予約を受け付ける(対面診療のみ)
②非会員予約
CLINICSにアカウント登録のない患者様(非会員)からの予約可否を表示する項目です。
「③予約時保険証」「④予約時クレジットカード」をどちらも"不要"に設定した場合のみ非会員予約が許可されます。
「③予約時保険証」「④予約時クレジットカード」のいずれかを"必須"に設定した場合はCLINICSにアカウント登録された患者様(会員)のみ予約が可能となります。
※本設定は対面診療に限定された機能となります。
③予約時保険証
予約時に保険証情報の必要可否を設定することができます。
"必要"を選択した場合、予約時に保険証情報の登録が必要となります。
自由診療メニューにおいても"必要"と設定した場合は、診療メニューの紹介文に保険証情報を登録する理由を記載する必要があります。
・記載例:「本人確認のため、予約時に保険証情報の登録をお願いしております。」
※関連ページ:【オンライン診療】予約時保険証必要メニューについて
④予約時クレジットカード
予約時にクレジットカード情報の必要可否を設定することができます。
"必要"を選択した場合、予約時にクレジットカード情報の登録が必要となります。
"不要"を選択した場合は予約時にクレジットカード情報は登録不要となりますが、CLINICS経由のクレジットカード決済は利用できません。
※本設定は対面診療に限定された機能となります。
⑤診察時間(医療機関管理用)
「スケジュール」で設定した予約枠(30分単位)において、予約可能な人数を設定できます。(30分枠に対する受付人数)
※設定例:30分で3人の予約を受け付けたい場合は「10分」と入力してください。※設定時間は患者側には表示されません
⑥予約料(税込)
予約に対して別途徴収する費用がある場合は設定することができます。
金額が設定された場合は予約確定時に自動でクレジットカード決済が行われます。
※「④予約時クレジットカード」を"不要"に設定している場合は、予約料を設定することはできません。
※対面診療の際に予約料を徴収する場合は、厚生労働省の定める規定を遵守する必要があります。
※関連ページ:【オンライン診療】キャンセルの場合の予約料について
⑦紹介文
対面診療向けの紹介文を入力してください。
文章を作成する際は医療広告ガイドラインについてを参照ください。
※紹介文はオンライン・対面診療用にそれぞれ設定することが可能です。
⑧診察時間(患者表示用)
患者に公開する標準的な診察時間を入力します。CLINICS医療機関ページには「所要時間の目安」として表示されます。
⑨副作用・リスク
診療を行う上で可能性として挙げられる副作用・リスクを入力してください。
自由診療を行う場合は医療広告ガイドラインにて、国民や患者による医療の適切な選択を支援する観点から、その主なリスクや副作用などの情報に関しても分かりやすく掲載し、国民や患者に対して適切かつ十分な情報を提供することが義務付けられております。
※「診療メニュー分類」で選択したカテゴリによっては任意入力となる場合があります。
⑩料金表
診療に係る各種費用を設定してください。
自由診療を行う場合は医療広告ガイドラインにて、その内容や費用が医療機関ごとに大きく異なり得るため、実施している治療等を紹介する場合には、通常必要とされる治療内容、標準的な費用、治療期間及び回数を掲載し、国民や患者に対して適切かつ十分な情報を分かりやすく提供することが義務付けられております。
⑪未承認医薬品等
自由診療を行うにあたり、未承認の医療機器・医薬品を使用、または承認を受けた医療機器・医薬品を適応外で使用する場合、医療広告ガイドラインにて定められた所定の事項を明示することが義務付けられているため、「未承認医薬品等の説明」の作成・設定が必要となります。
以下のヘルプページを参考に「未承認医薬品等の説明」を作成後、本項目の「使用する」をご選択いただき、適切な「未承認医薬品等の説明」をプルダウンからご設定ください。
⑫注意・特記事項
その他、注意点や特記事項があれば記載ください。
⑬予約受付期間
「医療機関_基本情報」とは異なる期間を設定する場合は、[個別に設定]にチェックを入れ、受付期間を選択してください。
※オンライン診療・対面診療ごとに設定することも可能です。
※「医療機関_基本情報」の設定方法は【オンライン診療】予約受付期間を設定するをご確認ください。
⑭問診票
別途作成した問診票を設定することができます。
設定された問診票は予約時に表示されるため、予約情報と合わせて問診情報を取得することが可能です。
※他社様のWeb問診URLを設定される場合は、予約完了後に他社問診ページにアクセスするためのURLが画面上に表示されます。
※関連ページ:【オンライン診療】問診票を管理する
■"オンライン診療"の予約設定について
①初診オンライン
再診コードの入力なしでの予約を「初診オンライン」と呼びます。初診オンラインの受付をご希望の場合は「許可する」を選択してください。
関連ヘルプページ:【オンライン】予約枠設定上の初診/再診について
②予約時保険証
予約時保険証の必要の有無を設定することができます。
予約時保険証を「必要」とした場合、保険オンライン診療以外の診察方式では、診療メニュー紹介文に保険証を必要とする理由を明記する必要があります。
・理由の記載例:「本人確認のため保険証を登録ください。」
※関連ページ:【オンライン診療】予約時保険証必要メニューについて
※保険オンライン診療の場合は、保険証の登録は必須です。
③院外処方
本項目では、患者様が事前に"服薬指導の希望薬局"を選択する許可を設定することができます。
・「あり」を選択した場合:オンライン診療の予約時に"服薬指導の希望薬局"を事前選択することが可能になります。
・「なし」を選択した場合:オンライン診療の予約時に希望薬局の確認画面は表示されず、事前選択は行えません。
※院外処方箋を発行されない診療メニューの場合は「なし」をご選択ください。
④診察時間(医療機関管理用)
「スケジュール」で設定した予約枠(30分単位)において、予約可能な人数を設定できます。(30分枠に対する受付人数)
※設定例:30分で3人の予約を受け付けたい場合は「10分」と入力してください。※設定時間は患者側には表示されません
⑤予約料
予約に対して別途徴収する費用がある場合は設定することができます。
金額が設定された場合は予約確定時に自動でクレジットカード決済が行われます。
※オンライン保険診療の場合、医科の制度により予約料は徴収できません。
※関連ページ:【オンライン診療】キャンセルの場合の予約料について
⑥紹介文
オンライン診療向けの紹介文を入力してください。
文章を作成する際は医療広告ガイドラインについてをご参照ください。
※対面診療と同一の文章を設定する場合は[対面診療と同じ紹介文を設定する]にチェックを入れてください。
※異なる文章を設定する場合は[対面診療と同じ紹介文を設定する]のチェックを外して、紹介文を入力してください。
⑦診療時間(患者表示用)
患者に公開する標準的な診察時間を入力します。CLINICS医療機関ページには「所要時間の目安」として表示されます。
⑧副作用・リスク
診療を行う上で可能性として挙げられる副作用・リスクを入力してください。
自由診療を行う場合は医療広告ガイドラインにて、国民や患者による医療の適切な選択を支援する観点から、その主なリスクや副作用などの情報に関しても分かりやすく掲載し、国民や患者に対して適切かつ十分な情報を提供することが義務付けられております。
※「診療メニュー分類」で選択したカテゴリによっては任意入力となる場合があります。
⑨料金表
診療に係る各種費用を設定してください。
自由診療を行う場合は医療広告ガイドラインにて、その内容や費用が医療機関ごとに大きく異なり得るため、実施している治療等を紹介する場合には、通常必要とされる治療内容、標準的な費用、治療期間及び回数を掲載し、国民や患者に対して適切かつ十分な情報を分かりやすく提供することが義務付けられております。
⑩未承認医薬品等
自由診療を行うにあたり、未承認の医療機器・医薬品を使用、または承認を受けた医療機器・医薬品を適応外で使用する場合、医療広告ガイドラインにて定められた所定の事項を明示することが義務付けられているため、「未承認医薬品等の説明」の作成・設定が必要となります。
以下のヘルプページを参考に「未承認医薬品等の説明」を作成後、本項目の「使用する」をご選択いただき、適切な「未承認医薬品等の説明」をプルダウンからご設定ください。
⑪注意・特記事項
その他、注意点や特記事項があれば記載ください。
⑫予約受付期間
「医療機関_基本情報」とは異なる期間を設定する場合は、[個別に設定]にチェックを入れ、受付期間を選択してください。
※オンライン診療・対面診療ごとに設定することも可能です。
※「医療機関_基本情報」の設定方法は【オンライン診療】予約受付期間を設定するをご確認ください。
⑬問診票
別途作成した問診票を設定することができます。
設定された問診票は予約時に表示されるため、予約情報と合わせて問診情報を取得することが可能です。
※他社様のWeb問診URLを設定される場合は、予約完了後に他社問診ページにアクセスするためのURLが画面上に表示されます。
※関連ページ:【オンライン診療】問診票を管理する
⑬同意書
オンライン保険診療の場合、必要に応じて"保険外負担の同意書"を設定できます。
同意書の設定については【オンライン診療】同意書を作成・設定するをご確認ください。
【患者側イメージ】
(3)メニューの追加申請をする
以下の画面が表示されたら内容を確認し「診療メニューの追加を申請する」ボタンをクリックします。
(4)承認・公開
弊社にて、申請された診療メニューの内容を確認します。問題なければ承認の上公開いたします。
※申請が混み合っている場合、承認までお時間を頂戴する場合もございます。
💡差し戻し対象事項
医療広告ガイドラインやオンライン診療ガイドラインに抵触するまたは算定要件を満たさない恐れのある内容等が含まれていた場合は、差戻しの上修正をお願いすることがございますのでご了承ください。
例)客観的な事実と証明できない事項・過度な装飾・費用に関する優位性を強調した記載など
(5)予約枠の設定
メニューを公開しただけでは予約はできません。以下の手順にて、有効な予約枠を作成すると予約可能となります。
ご不明点がある場合は、画面左下の吹き出しボタンからチャットにてお気軽にお問い合わせください。