カスタムレポート
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概要

このページでは、自信で好きなレポートが作成できる「カスタムレポート」機能について紹介しています。

用語解説

カスタムレポート

  • 表の形式や横軸を自由に選択してレポートをカスタマイズすることが可能です。

利用シナリオ

  • 標準レポート以外のレポートを作成したい場合

  • 標準レポートの内容を独自にカスタマイズしたレポートを作成したい場合

  • 貸借対照表項目(BS)レポートを作成したい場合

  • 非財務項目(KPI)を使用したレポートを作成したい場合

利用上の注意

  • 会計事務所・コンサルティング企業向けプランの場合、作成上限数はクライアント毎に3件までです。

  • 法人(一般企業)向けプランの場合、作成上限数は100件までです。

  • 推移表形式の場合、任意の期間は、月次:50ヵ月、四半期:3年、年次:12年の期間分表示することが出来ます。

制限事項

  • キャッシュフロー計算書のカスタムレポートは作成することができません。(2024年4月時点)

  • 操作権限が「閲覧」のユーザーは、カスタムレポート作成・編集・複製・削除の利用ができません。

  • 勘定科目権限が付与されているユーザーは、閲覧を制限している勘定科目を非表示にしたレポートを作成しないと、レポート一覧画面でもレポートを確認することができません。

紹介する機能


カスタムレポートの新規登録

カスタムレポートは、表形式と縦軸と横軸を自由に組み合わせでレポートを作成することが可能です。

  • 表形式:推移表・比較表

  • 縦軸:会計科目(PL・BS)・非財務項目

  • 横軸:期間(年次、四半期、月次)・タグ
    カスタムレポートはベースとなる「表形式」「縦軸」「横軸」を選択してカスタマイズが可能です。
    縦軸は複数選択可能ですが、横軸は1つ(期間とタグの中から1つ)を選びます。

①[分析]>[レポート]から、[+カスタムレポート新規登録]をクリック

※会計事務所・コンサルティング企業プランの場合
[テンプレートを利用して作成する] または[新しく作成する]を選択し、[次へ]をクリック


※テンプレート機能については、テンプレートのマニュアルを参照ください。

②表の形式から[推移表]または[比較表]を選択し、[次へ]をクリック

表の形式の選び方

簡単に説明すると、推移表形式とは、年間や数年後など未来の数字を見るものです。
一方、比較表形式は、現時点で予定したものとの乖離を見るものです。
どのような性質の表を作りたいのかを決めます。
※レポート作成後に変更ができません。

③縦軸に表示する項目を選び、[次へ]をクリック

縦軸の選び方

損益計算書や貸借対照表の会計科目や非財務項目を表示させることができます。
該当期間の収益・費用に関する項目を分析する場合は損益計算書項目、資金などの財政状況を分析する場合は貸借対照表項目、事業運営に関わるKPIなどを表示したい場合は非財務項目を選択します。
※レポート作成時以外にも追加編集ができるため、最低限の項目を選択しておいて問題ありません。

項目の選択に便利な機能
各勘定科目や非財務項目のチェックを1つずつ選択することが出来ますが以下で紹介する方法で簡単に選択をすることもできます。


※1 項目の種別の左側にあるチェックボックスをクリックすると、配下の科目・項目すべてにチェックを入れることができます。
※2 段階利益の左側にあるチェックボックスをクリックすると、配下の段階利益または配下の項目すべてにチェックを入れることができます。(※2をクリックした場合グレーの枠の勘定科目のチェックを入れることができます)
※3 段階利益の右側にあるチェックボックスをクリックすると、段階利益のみにチェックを入れることができます。

④横軸を選択し、[次へ]をクリックします

横軸の選び方

表形式によって選択項目が異なります。

  • 推移表形式:期間

  • 比較表形式:期間・タグカテゴリ

横軸で月や年などを選択したい場合は期間を選択します。
横軸に期間以外を並べたい(部門や取引先、プロジェクトなど)場合は、タグカテゴリから該当するタグカテゴリの種類を選びます。
※タグカテゴリの種類は、使用されている会計ソフトによって異なります。
※レポート作成後に変更ができません。

⑤名称に任意の名称を記載して、[次へ]をクリック

⑥レポートの作成が開始され、画面が切り替わりレポート画面の右上に「カスタムレポートを登録しました」と表示されたら完了です



カスタムレポートの編集(名称変更)

カスタムレポートのレポートの名称を変更することができます。

①カスタムレポート一覧画面から、[編集]マークをクリック

②名称に新しい値を記載し、[保存]をクリック

③右上に「カスタムレポートを更新しました」とポップアップが出ると、完了です


カスタムレポートの複製(コピー)

作成済のカスタムレポートを複製することが出来ます。
表示している勘定科目や非財務項目、指標、書式設定、初期条件の保存などすべての情報を複製します。

①カスタムレポート一覧画面から、[複製]マークをクリック

②名称に新しい値を記載し、[保存]をクリック

③新しいレポートが表示されると完了です


カスタムレポートの削除

作成済のカスタムレポートを削除することが出来ます。


一度削除したレポートは、お客様側では復元が出来ませんのでご注意ください。
※削除したレポートを元に戻したい場合は、左下の吹き出しマークの問い合わせより復元したいレポート名をお伝えください。(場合によって、復元に時間が掛かる場合がございます。)

①カスタムレポート一覧画面から、[削除]マークをクリック

②上部にポップアップが表示されますので、確認のうえ、[OK]をクリック

③右上に「カスタムレポートを削除しました」とポップアップが出ると、完了です



カスタムレポートの一覧画面の操作

カスタムレポートの一覧画面では、作成したレポートを整理することが出来ます。行った操作は、レポートを見ることができる方すべてに影響します。


フォルダは、閉じたままの操作をすると開かない限り閉じたままになります。

フォルダの新規作成・編集・並び替え・削除

フォルダの新規作成・編集・並び替え・削除は、フォルダ(カスタムレポート)を参照ください。

カスタムレポートの並び替え

作成したカスタムレポートを並び替える機能です。
カスタムレポートの表示順を並び替えたい・整理したい場合にご利用いただけます。

①並び替えたいカスタムレポートにマウスオンすると、マウスポインタが指差しマークになるのでレポートをクリック(ドラッグ)
②追加できる場所に青い線が表示されるので、置きたい場所にドロップして完了です


カスタムレポートを作成すると操作可能な機能

カスタムレポートの上部に配置されている各ボタンについて説明します。


レポートに表示されるデータを変える機能

  • 表示データ①、 表示データ②:予算や過去実績を表示させて比較することができます。

  • 会計期間:表示する会計期間を変更して過去分の情報を遡って表示させることができます。

  • 表示データ②の範囲:表示データ②のデータの表示期間を変更することができます。

  • 部門:部門情報が使用されている場合に、特定の部門情報を表示させることができます。

  • 集計対象:部門以外のタグに絞って表示させることができます。

  • 配賦:配賦を設定している場合、あり・なしを選択できます。※権限によっては操作ができません

  • 条件の適用:「表示データ①、②」「会計期間」「表示データ②の範囲」「部門」「集計対象」「配賦」を設定したあとに押下すると、設定したデータでステッカー・グラフ・表の表示がされます。

レポートのデータを固定する機能

  • 初期条件の保存:次回もレポートを表示した際に、現在表示されているデータ条件での表示を行います。※権限によっては操作ができません

コメントをする機能


カスタムレポートのカスタマイズ機能

  • +指標:指標の登録をすることや、指標や非財務項目の単位設定をすることができます。

  • 編集:編集を使用して、勘定科目や非財務項目の非表示・追加をすることができます。

  • 列設定:(比較表形式のみ)列設定を使用して、表示データを3つにすることや差額だけでなく達成率や構成比率などを追加することが出来ます。

  • 書式設定:書式設定を使用して、項目の並び替え、文字色や背景色を変更、下罫線の追加、インデントの変更、空白行の追加などを行い見やすいレポートに設定することが出来ます。

  • グラフ設定:グラフ設定を使用して、棒グラフ・折れ線グラフ・積み上げ棒グラフを作成することができます。

  • 設定:(比較表形式かつタグカテゴリの選択時のみ)タグ制限の数を設定して、タグの表示によるレポート表示負荷を軽減することができます。


カスタムレポートの出力機能

PDF・CSVの出力が可能です。詳しくは、レポートの出力(PDF・CSV)のマニュアルを参照ください。


レポートのカスタマイズ例

Manageboardで良く使用される以下のレポートの作成方法について、カスタムレポートのカスタマイズ例のマニュアルを参照ください。

  • 月次推移表

  • 月次比較表

  • 部門別予実比較表

  • 貸借対照表(BS)推移表

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