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【法人(一般企業)管理者向け】使い方 初級編
【法人(一般企業)管理者向け】使い方 初級編

詳細な会計データの連携・取込、Googleスプレッドシート連携での月次計画の取り込み、レポートのカスタマイズ方法

一週間前以上前にアップデートされました

概要

このマニュアルは、法人(一般企業)管理者向けのManageboardの便利な機能を活用説明しています。
使い方 初級編では、詳細な会計データの連携・取込、Googleスプレッドシート連携での月次計画の取り込み、レポートのカスタマイズ方法について案内をしています。


手順通りにすすめていただくと、各種タグ情報が付与された実績データの取り込みや、Googleスプレッドシート連携で1クリックで予算インポートをすること、レポートを自社流にカスタマイズすることが出来ます。

紹介する機能

  • 詳細取込

  • Googleスプレッドシート連携での月次計画の取込

  • カスタムレポートを作成する

  • カスタムレポートのカスタマイズ


詳細取込

Manageboardで実績データを取り込む方法は、「簡易取込」と「詳細取込」の2種類あります。


「簡易取込」は、勘定科目・部門・仕訳の3つのデータを取り込めます。
「詳細取込」は、勘定科目・部門・仕訳以外の補助科目や各種タグ(会計ソフトによって取り込み可能なタグは変わります)を取り込めます。

「簡易取込」を実施したい場合は、初期設定と基本の使い方のマニュアルのStep.3 会計データを取り込むをご参照ください。


「詳細取込」を実施すると、取り込んだデータを分析軸・予算軸として活用することが出来ます。

例えば、仕訳に対して勘定科目の「売上高」だけでなく、取引先情報の「補助科目」を付与している場合、Manageboard上では「売上高」の内訳を「補助科目」ごとに表示することができます。さらに、計画作成の際に、「売上高」を「補助科目」を使って内訳を作成することができます。


このように、会計データの分析軸・予算軸としてタグ情報を活用することができます。

・上記以外の会計ソフト
【その他】CSVで会計データを取り込む

※エラーの確認方法については、エラーの確認方法と内容一覧のマニュアルをご確認ください。


Googleスプレッドシート連携での月次計画の取込

Googleスプレッドシートの拡張機能を用いてManageboardと連携を行うことで、予算データを1クリックで取り込むことが出来ます。

連携の流れ
STEP.0 (初回のみ)Google Chromeの拡張機能をダウンロード
STEP.1 アドオンの有効化
STEP.2 組織の選択
STEP.3 データの取得(月次計画・詳細計画)
STEP.4 Manageboardへの数値反映

連携方法は、Googleスプレッドシート連携を参照ください。


カスタムレポートを作成する

Manageboardに最初から備わっているレポートで、実績を確認する場合は、【法人(一般企業)招待者向け】Manageboardを見る・触る編をご確認ください。


以下で説明する内容は、自分の作りたいレポートを作成する方法です。

カスタムレポートは、カスタムレポートのメニューバー[分析]>[レポート]をクリックして開きます。

カスタムレポート作成の考え方

カスタムレポートは、表形式と縦軸と横軸を自由に組み合わせでレポートを作成することが可能です。

  • 表形式:推移表・比較表

  • 縦軸:会計科目(PL・BS)・非財務項目

  • 横軸:期間(年次、四半期、月次)・タグ
    カスタムレポートはベースとなる「表形式」「縦軸」「横軸」を選択してカスタマイズが可能です。
    縦軸は複数選択可能ですが、横軸は1つ(期間とタグの中から1つ)を選びます。

表の形式の選び方

簡単に説明すると、推移表形式とは、年間や数年後など未来の数字を見るものです。
一方、比較表形式は、現時点で予定したものとの乖離を見るものです。
どのような性質の表を作りたいのかを決めます。
※レポート作成後に変更ができません。

縦軸の選び方

損益計算書や貸借対照表の会計科目や非財務項目を表示させることができます。
該当期間の収益・費用に関する項目を分析する場合は損益計算書項目、資金などの財政状況を分析する場合は貸借対照表項目、事業運営に関わるKPIなどを表示したい場合は非財務項目を選択します。
※レポート作成時以外にも追加編集ができるため、最低限の項目を選択しておいて問題ありません。

横軸の選び方

表形式によって選択項目が異なります。

  • 推移表形式:期間

  • 比較表形式:期間・タグカテゴリ

横軸で月や年などを選択したい場合は期間を選択します。
横軸に期間以外を並べたい(部門や取引先、プロジェクトなど)場合は、タグカテゴリから該当するタグカテゴリの種類を選びます。
※タグカテゴリの種類は、使用されている会計ソフトによって異なります。
※レポート作成後に変更ができません。

レポート作成例

年次単位で、売上の売上推移を見たい場合(中期計画を見たい場合)

  • 表の形式:推移表

  • 縦軸:損益計算書

  • 横軸:[期間]>[年次]

月次単位、で部門の売上推移を見たい場合(試算表形式のレポートを作りたい場合)

  • 表の形式:推移表

  • 縦軸:損益計算書

  • 横軸:[期間]>[月次]

月次単位で、資産状況を見たい場合(BSのレポートを作りたい場合)

  • 表の形式:推移表

  • 縦軸:貸借対照表

  • 横軸:[期間]>[月次]

月次単位で、全社あるいは特定の部門の予算比較をしたい場合

  • 表の形式:比較表

  • 縦軸:損益計算書

  • 横軸:[期間]>[月次]

任意の期間で、全部門の予算比較をしたい場合

  • 表の形式:比較表

  • 縦軸:損益計算書

  • 横軸:[タグカテゴリ]>[部門]

任意の期間で、全プロジェクトの予算比較をしたい場合

  • 表の形式:比較表

  • 縦軸:損益計算書

  • 横軸:[タグカテゴリ]>[プロジェクト]
    ※利用中の会計ソフトがプロジェクトタグを使用している場合、選択が可能です。

カスタムレポート新規登録

カスタムレポートの新規登録方法は、カスタムレポート新規登録を参照ください。


カスタムレポートのカスタマイズ

これから紹介する機能を使うことで、以下の対応をすることが出来ます。

  • 勘定科目の下部に、内訳を表示させる

  • 作成時に設定した表示科目(PL/BS)を編集できる

  • 非財務項目をレポートに追加する

  • 財務指標やグラフの追加をする

  • 比較表形式のレポートで、表示する列を追加し分析する

  • 書式変更や色を付けるなどしてレポートを見やすくする

  • 表のセル部分に対してコメントをする

  • レポート全体に対してコメントをする

紹介する機能

  • タグの表示設定

  • 勘定科目(PL/BS)の編集・非表示

  • 非財務項目の追加

  • 指標・グラフの追加

  • 列設定

  • 書式設定

  • レポートセルへのコメント機能

  • レポート全体へのコメント機能

タグの表示設定

下記のように、売上高を店舗別の内訳で表示をすることや、取引先や部門などで内訳を表示することができます。
※タグを分析で使用するためには、事前に詳細取込を実施している必要があります。


詳しい設定方法は、タグの表示設定をご確認ください。


勘定科目(PL/BS)の編集・非表示

作成時に設定した表示科目(PL/BS)を編集可能です。

操作方法
①右上[歯車マーク]>[編集]をクリック
②表示させたい科目にはチェックを、非表示にしたい科目にチェックをして右上[保存]


非財務項目の追加

非財務項目をレポートに追加し、分析をすることが出来ます。
また、追加した非財務項目を使用して財務指標やグラフを作成することも出来ます。

操作方法
①右上[歯車マーク]>[編集]をクリック
②追加したい非財務項目にチェックをして右上[保存]
※非財務項目を非表示にしたい場合は、チェックを外して[保存]



指標・グラフの追加

レポートに財務指標やグラフの追加をすることが出来ます。
以下は、指標の設定例とグラフの設定例です。


財務指標の追加方法は、指標の登録をご確認ください。
グラフの追加方法は、カスタムレポートのグラフ作成をご確認ください。


列設定

比較表形式のレポートで、表示する列を追加し分析することができます。
以下は、数式列の追加例と構成比率列の追加例です。


具体的に出来ることは、以下になります。

  • 数式列の追加

  • 構成比率列の追加

  • 列の並び替え

  • 列の削除
    設定方法は、列設定をご確認ください。


書式設定

書式変更や色を付けるなどしてレポートを見やすくすることができます。

具体的に出来ることは、以下になります。

  • 書式設定

  • 文字色・背景色の設定

  • 下罫線の変更

  • インデントの変更

  • 表示項目の並び替え

  • 空白行の追加・削除
    設定方法は、書式設定をご確認ください。


レポートセルへのコメント機能

標準レポート・カスタムレポートの表部分のセルに対してコメントをすることが出来ます。
メンションを付けてコメントをすることで、相手にコメント通知が送られてお知らせをすることが出来ます。

設定方法は、レポートセルへのコメント機能をご確認ください。


レポート全体へのコメント機能

レポート全体に対してコメントを行い、PDFデータで報告書として作成することが出来ます。
右上の[歯車マーク]の2つ隣の[ペンとメモ帳のマーク(レポートコメントを書く)]を押すと、コメントが書けます。
記入したコメントは、グラフの下、表の上部に表示されます。

設定方法は、レポート全体へのコメント機能をご確認ください。


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